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Channel: モンゴル –宣和堂遺事
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李自成─駅卒から紫禁城の主へ

 と言うワケで、佐藤文俊『李自成─駅卒から紫禁城の主へ(世界史リブレット人041)』山川出版 をザラッと読んだので、自分的にメモを。...

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順治帝の廃后とドルゴン

 陳捷先《順治寫真》遠流出版 のメモ。今回は順治帝の皇后廃立のこと。  順治帝の廃后=靜妃は順治8(1651)年に皇后に冊立されますが、早くもその二年後には皇后の廃立が取りざたされます。実録を見るとこんな感じデス。...

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大玉兒

 今回も陳捷先《順治寫真》遠流出版 のメモ。孝荘文皇后 ブムブタイの異称:大玉兒についてです。  フリン=順治帝生母であるブムブタイ=孝荘文皇后はドラマなどでは大玉兒、若しくは玉兒と称されることが多いです。《山河戀·美人無淚(邦題:宮廷の泪...

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ソグド陰謀論

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アバタイの嫁

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マングルタイ兄弟謀反未遂事件に登場する「金国汗印」について

 今回はマングルタイ兄弟謀反未遂事件に登場する、「金国汗印」もしくは「大金国皇帝之印」、「金国皇帝之印」の話です。  すでに病没していたマングルタイ兄弟が謀反の嫌疑にかけられ、その遺族である同母妹=マングジ・ゲゲらの裁判が終わった後に続けてこんな記事があったりします。まずは日本語の本から。  その後、家宅捜索の結果、不軌の証拠として「金国汗印」なるものが発見されたという。i...

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満文老档の時代

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ドルゴン最後の嫁取り合戦

 たまたま《清世祖実録》パラパラ見てたら気になったので、メモ。 (順治六年十二月)壬子。攝政王多爾袞元妃薨。令兩白旗牛彔章京以上官員、及官員妻、皆衣縞素。六旗牛彔章京以上官員、皆去纓。i...

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ダヤン・ハーンのモンゴル

 と言うわけで、岡田英弘『チンギス・ハーンとその子孫 ─もうひとつのモンゴル通史─』ビジネス社 を読んだので、その中でモンゴル関係のマンジュに絡みのあるところをメモ。固有名称は一部自分のなじみのある単語に変換してます。 ●1388年にアリク・ブカ家のイェスデルがフビライ家のトクズ・テムル・カァンを殺害して北元ハーン位を奪う。以後、モンゴルはモンゴルとオイラトに二分される。...

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バトゥ麾下のイギリス人貴族

 と言うわけで、備忘録的に岡田英弘『チンギス・ハーンとその子孫 ─もうひとつのモンゴル通史─』ビジネス社 読んでていた時に気になった記事をメモ。...

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バトゥ麾下のイギリス人貴族 その2

 と言うわけで、昨日の記事を上げたところ、ありがたいことにTwitterでご指摘を頂きまして…。 @sengnadow 失礼します、おそらくこの書籍ではないかと…。モンゴル軍のイギリス人使節―キリスト教世界を売った男 (角川選書) https://t.co/efbYW4YzcKあと確かドーソンの『モンゴル史』にも記述がありました。平凡社版だと2巻の172pです。 — 吉本稔@同人傭兵崩れ...

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バトゥ麾下のイギリス人貴族 その3

 ここのところネタにしている、バトゥ麾下のイギリス人将校ネタで取り寄せていた、ガブリエル・ローナイ 著/榊優子 訳『モンゴル軍のイギリス人使節─キリスト教世界を売った男─』角川選書262 が手元に届きました。とりあえず、巻末に上がっているナルボンヌの聖職者イヴォーの書簡を採録したマシュウ・パリスのイギリスの年代記からの引用の中で、件のイギリス人に関連するところを引用してみましょう。...

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ドルゴンの対モンゴル政策 その1 テンギス事件の巻(2017/02/18訂正)

 たびたび、ドルゴンの対モンゴル外交については比重の大きさは感じていたものの今ひとつ流れを捉え切れていなかったのでメモ。  まず、ドルゴンとモンゴル外交の経緯を追っていくと… ①:順治3年5月⇒”騰機思”の離反 ②:同年7月⇒ドドによる”騰機思”遠征 ③:~順治4年5月迄⇒”二楚虎爾”の清朝との敵対 ④:~順治5年8月迄⇒”騰機思”の投降...

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清初モンゴル政策メモ

 と言うわけで、自分でよくわからんくなってきたのでメモ。整理用にかなり乱暴に纏めました。  清朝成立時にはモンゴルは大体3分されていた。 漠南モンゴル⇒ゴビ砂漠より南を遊牧地とするモンゴル(明代に東遷した元朝正統王家であるチャハル部、清朝の婚戚ホルチン部等々) 漠北モンゴル⇒ゴビ砂漠より北を遊牧地とするモンゴル(ハルハ部⇒左翼:ジャサクト・ハーン家、右翼:トシェート・ハーン家、チェチェン・ハーン家)...

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リンダン・ハーンの遺産─制誥之寶とマハーカーラ像─

 清朝の成立に際して必ず触れられる「制誥之宝」という玉璽があります。調べていて結構知らないことあったので、今回はそのメモです。  概説書『世界歴史大系 中国史4 明▷清』を見ると「制誥之寶」と清朝の成立についてはこんな感じのことが書いてあります。...

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ハルハの8ジャサク

 さて、こないだまとめたハルハに関する文章でスッカリ忘れ去っていたのが8ジャサクです。8ジャサクってなんじゃろかい…と調べてみると、順治12(1655)年に定められたとされる、ハルハ部と清朝の交渉窓口とされたハルハの8人の王公です。...

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順治元年4月、ドルゴンの入関遠征の経緯

 岡本隆司『清朝の興亡と中華のゆくえ ─朝鮮出兵から日露戦争へ─』講談社 は読んでいて刺激が多く、特に外交面で興味深い本だったのですが、読んでいて一カ所引っかかる部分があったので、今回調べてみました。具体的には下に引用した文章です。...

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ホンタイジのモンゴルかぶれ

 図書館で見つけた、内藤虎次郎 等輯『満蒙叢書 第9巻 瀋陽日記』満蒙叢書刊行会 をペラペラ捲っていたところ...

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順治元年入関前夜2

 前回と同じく、岡本隆司『清朝の興亡と中華のゆくえ ─朝鮮出兵から日露戦争へ─』講談社 を読んでいてもう一つ引っかかった部分をネタにします。...

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清初、清朝とハルハ左右翼との関係史

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